【相談の現場から】新入社員を迎えるためにやるべきこと

今回は現場に寄せられた質問から、新たに従業員を迎える際にやるべきことをご紹介します。

Q.当社は今年の4月に初めて新卒社員を迎え入れます。人事労務上、やっておかなければいけないことがあれば教えて下さい。

 

A.新卒・中途入社問わず、入社時に対応すべきことができているかチェックしましょう。

 

<チェック項目>

□労働条件を書面等で通知していますか?

雇入れ時に安全及び衛生に関する教育をしていますか?

入社時の必要書類の提出手続きとして従業員からマイナンバーの収集を行う際に、

 その利用目的をきちんと説明していますか?

正社員・1年以上の有期雇用契約者等に対して、雇入れ時の健康診断を受診させていますか?

 

<試用期間を設けている場合>

試用期間について労働条件通知書に明記し、きちんと説明していますか?

試用期間中または期間満了時に本採用を拒否する場合の事由について、就業規則に定めていますか?

本採用の拒否に至るまでに注意喚起を行い改善促す等の教育をしていますか?

 

<パートタイマー及び有期契約者に対して>

労働条件通知書に雇用管理の改善等に関する相談窓口について記載していますか?

雇用管理上の措置の内容(賃金・正社員転換の措置など)について説明していますか?

 

4月は新卒に限らず、中途入社社員なども動き始めるシーズンです。

入社時に通知が必須のもの、実施が必要なものなど、労働基準法などで定められた事項について、

実施できているか確認していきましょう。

また、試用期間を設定している場合は、その適正な運用についても注意が必要です。

 

適性な労務管理は、自社の現状を把握することから始まります。
就業規則の規定、労務管理に関するご相談は、いつでも当法人までお寄せください。

 

<参考リンク>
労務監査クラウドサービス ヨクスル

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