【2月の安全衛生メモ】転倒予防・腰痛予防キャンペーン【2月の安全衛生メモ】転倒予防・腰痛予防キャンペーン

現在厚生労働省では「スベッチャダメよ!転倒予防 ムチャしちゃダメよ!腰痛予防」のキャンペーンを実施中です。

厚生労働省のHPでは、芸人の西川きよしさんがリーダーとなり、人気芸人が転倒・腰痛予防の方法を分かりやすく紹介しています。

 

転倒予防・腰痛予防の取り組み(厚生労働省HPより)

画像をクリックすると厚生労働省HPにリンクします

転倒予防

 

転倒災害は依然として休業4日以上の死傷災害の中で最も件数が多く、年間3万人近くにのぼり、約4分の労働時間に1人の頻度で発生している計算になります。

 

 

 

転倒災害には3つの典型的なパターンがあります。

  1. すべり
  2. つまずき
  3. 踏み外し

 

転倒災害を防止するためには

〇日頃から整理・整頓・清掃・清潔(4S)に取り組むこと

〇転倒しにくい方法で作業すること

  (時間に余裕をもって行動する・足元の見えない状態で作業しない・すべりやすい場所ではゆっくり歩く、など)

〇作業に適した靴を選び、定期的に点検すること

〇職場の危険マップを作成し、危険情報を共有すること

〇転倒の危険性がある場所にスタッカーを掲示するなど、注意喚起を行うこと

などが重要です。

 

腰痛予防

 

腰痛を発症、または症状を悪化させる要因は様々ありますが、職場環境においては大きく3つに分けられます。

 

 

 

 

  1. 動作要因…重量物を頻繁に上げ下ろしする、腰を曲げたりひねったりすることが多い、長時間同じ姿勢で作業をする、など
  2. 環境要因…体が寒冷にさらされる、車輛運転など全身振動に長時間さらされる、職場が乱雑でスムーズな行動がとれない、など
  3. 個人的要因…慢性的な腰痛を抱えている、急いでいるため一人で作業することが多い、満足な睡眠がとれていない、など

 

腰痛は、何か一つだけの要因で発生することは少なく、これらの要因が複合的に関与して発生します。

 

腰痛の発症を防止するためには

〇作業姿勢・動作を適正なものをとる

〇作業環境を適正に管理する

〇使用する機器、設備、作業方法などを実態に応じたものにする

〇健康管理(健康診断やその結果に基づく事後措置など)を怠らない

などが重要です。

 

職場環境を整え、「転倒事故ゼロ・腰痛ゼロ」を目指しましょう。

 

<参考リンク>(厚生労働省HPより)

転倒予防・腰痛予防の取り組み

職場における腰痛予防サイト

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